2024年10月05日
南三陸町の長須賀海岸について(ちょっと昔話あり)
ただいま2025年版の弊社商品カタログを製作中です
毎回カタログの表紙には、地元にちなんだ名所や風景などの写真を掲載しており、
次回の表紙は「長須賀海岸」になります
↑長須賀海岸<2024年9月撮影>
長須賀(ながすか)海岸は、当店が所在する地域にある海岸です
弊社が所在するのは、宮城県 南三陸町の歌津(うたつ/旧歌津町)です
今回は、長須賀海岸について少し詳しく書いていきます
■長須賀海岸について
長須賀海岸は、長須賀海水浴場という名でも知られています。
海岸線は約2kmあり、内湾で波が穏やかで遠浅のため、海水浴場に向いています。
東日本大震災前までは、駐車場も広く、トイレやシャワーなども完備されており、
夏になると多くの海水浴客でにぎわっていました。
↑震災前の長須賀海岸<2010年8月撮影>
(撮影時間が朝だったためまだ人は少なめですが、多くの海水浴客でにぎわいました。
右側には、トイレやシャワー室の建物が写っています。)
今から50〜60年以前、まだ防波堤ができる前までは、砂浜が現在の何倍も広く、
海水浴はもちろんのこと、天然わかめを砂浜に広げて干す光景も見られました。
また海岸前の陸地は広い砂地のため草が生え天然芝みたいになっており、
毎年自衛隊のキャンプなどにも利用されておりました。
当時、地元の子供たちが自衛隊のキャンプ地に遊びにいき、
お菓子をもらったり、浜で一緒にキャッチボールをして遊んだり、
仲良くなると自衛隊員が家まで遊びに来たり
とてものどかな時代でした。
(丸栄水産の社長が小学生のころ実際に体験しています)
今はだいぶ砂浜も狭くなり、特に震災後は防潮堤もできて海水浴場はさみしくなっています。
それでもきれいな海は健在、
内湾のため穏やかな湾内では、わかめなどの養殖場もあり、地元に潤いを与え続けています。
今後も地元の宝として長く大事にしていきたいと思います。
↑現在の長須賀海岸<2024年9月撮影>
2024年08月05日
お盆休業のお知らせ【令和6年】
◆お盆休業のお知らせ◆
令和6年のお盆休業を下記の通りいただきます。
お盆休業:2024年 8月10日(土)〜18日(日)まで
休業期間中もオンラインショップ・FAXからのご注文は可能ですが、発送は19日(月)以降の順次発送となりますのでよろしくお願いいたします。
2024年07月05日
令和6年(2024年)の新物「おさしみほや」が出ました
\新物 おさしみほや(三陸産)出ました/
今年のほやですが、海水温上昇のため、南三陸地方のほやは今年9割ほど減少の大減産となっております。
水中に残った1割ほどの貴重な「殻付きほや」を、毎年水揚げしていただいてる漁師さんに今年も水揚げしていただきました。
漁師さんは、午前2時〜3時の暗いうちから沖へ出て、水揚げ作業をして、浜まで船で運びます。
弊社では、早朝、自宅から1時間ほど離れた浜に「殻付きほや」を積みに行きます。
朝8時からの作業に間に合うようトラックを走らせ、自社工場でむき作業をします。
むいたほやを鮮度が良いうちに袋詰めします。
今年は例年よりやや小粒ですが、味は保証いたします。
貴重な三陸産ほや「おさしみほや」、ぜひご賞味ください
■おさしみほや商品ページ:
「おさしみほや」商品ページ